大嶺秀史のしまっていこ〜

今日はお仕事紹介シリーズです。

いままでいろんな仕事したけど
やっぱり、「この仕事はダサイから人に言いたくない」って
いう仕事って、デザインやってる人ならみんなあると思う。

実際、俺もあるんだよな〜、そんなのがボコボコ。

どうしても料金をお支払いしてくださる
クライアント様の理解とセンスが強くなる傾向がある。

「よし、こういうデザインで行こう！」というふうに勝手に決めつけてしまう
じゃあ、仕事お願いするなよタイプの人。

変わった事（新しい試み）はしたくないタイプ。

とにかく、普通のおやじ。デザインもくそもわかっちゃいないタイプ


それらの担当者で大きくデザインって左右されがち。
せっかく仕上がった仕事も「これはダサイでしょ」って気があると
人に話せないって悲しい事なのです。

今ではそういう仕事をしないように頑張っているんだけどね。

ここで紹介するのもその1つ。

船の会社のロゴマークをやってたら
その流れで先方担当者が一言

「うちの船のカラーデザインもやってよ」

えっ、そんな大きなものやった事ないし・・・
でも面白そう・・・てな具合で船もやりました。



結果的に2番に近いデザインになり、とまりんに浮いてます。

このデザインだと、塗料が2トンになってしまう、費用が、ん百万高くなるとかで
結局、超ーオーソドックスなデザインに。
あまり気に入っていないので人には話していませんでした。

でも、いい話もあって
プライベートでその船で久米島へ。
自分がやったその船での旅行も悪くないな、と思いながら船会社の人が取ってくれた
チケットで船内へ。

結構人がいっぱい。
変なジュータンみたいなところで人がゴロゴロ寝転がり、子供が走り回っている
状況。何とかスキマを見つけてそこに座ってビールでも飲もうかと思ったときに
船会社の人から電話が。

「どうね、船乗れたか？」

「はい、でも結構混んでて、子供がうるさいし、大変ですよ」

「はっ、ははは、チケットよく見て。楽しんでね！」ガチャ

なんだろうと、鞄からチケットを取り出したら
何と違う部屋みたい。

その番号を追って移動したら

ベット付きテレビ付き、ソファー付きの個室！

心憎いプレゼントでいい旅が出来ました。

あー、仕事やってよかったなーと思う一瞬でした。

さあ、台風くるけどしまっていこ。何か台風久々で楽しみ