大嶺秀史のしまっていこ〜

ちわっす！
今週も終わりですね。

今日は久しぶりにデザインの事です。
今、仕事をしててふと思った事です。

僕の場合、広告、デザインをやる上で
いつも気をつけているのが

1.わかりやすいか
2.誰に向けてるのか
3.いかにシンプルにいらない情報を削っていけるか
4.目立つか、気をひくか

の4点くらいかな。
全部大切だけど3番には気を使っています。
クライアントが入れてほしい専門的な
項目は時に見る人にはどうでもいい、もしくは
聞いてもわからない事だったりします。

それは「私は絵が上手です」「珠算2級です」（笑）と
自己アピールを繰り返し、見る人をないがしろにした
どうでもいい情報だったりするんですよね。

もちろん必要な（効果的な）アピールはどんどんするべきですが・・・。

それを本人は気付かないケースが少なくありません。
たくさん知ってもらおうとして
語りすぎても見る側にはほとんど覚えていない、
情報が入ってこないのです。

そのいい例が国旗です。
例えばスペインの国旗はどうでしょう？
確か赤と黄色で横シマ。
何本の横シマかはわからない。
図柄もあるけど何か覚えていないはずです。（一般的に）

色、数、複雑？な図柄でいろんな要素があるからです。

その点、日本の国旗はかっこいいかは置いといて
トップクラスの認知・視認率だと言われています。

なぜなら色の情報が赤と白のみ。
カタチが○のみという3つの情報だからです。

1から20までの数を8個言うと
覚えられますか？

では1から5までを2つ言えば？

覚えられますよね。そうです。
情報が少ないから頭に入ってきます。

このあたりまえの事が
広告・デザインでもまったく一緒です。

これは僕の好きなJTのシリーズ広告です。


そうだよな、これが自分の家なら大変だ、と
同調してしまいます。
絵、メッセージもシンプルで
スっと頭と心に入ってきます。

そんな広告、デザインを創っていけたらな、と思います。

あらっ、今日は珍しく語ってしまいました。

ではでは、しまってまいりましょう！

music : eric clapton


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